公開をずっとずっと楽しみにしていた「フレンチ・ディスパッチ」
長野県もまん延防止重点措置が適用されてしまったので
観に行こうかどうしようか散々迷ったのですが
やっぱりどうしても大きな画面で観たいので
先週木曜日、もし映画館が混んでいたら観ずに引き返すつもりで出かけました。
行ってみたら全然混んでいなくて、ワタシが観た回はお客さん10人足らず。
無事、映画館のスクリーンで観ることができました。(*^_^*)
始まりから数分の画面の色が、もうめちゃめちゃウェス・アンダーソン!
色の組み合わせと配置が完璧すぎて
あっちもこっちも隅々までじっくり見たいのに
画面がどんどん切り替わって、目がウロウロしちゃって内容が頭に入らない。
これが2時間続いたら、どうしよう・・・と思っていたら
まもなくモノクロになってやっと落ち着いて映画を観ることができました。
カラーだったりモノクロだったりアニメーションだったり
やりたいことぜんぶ詰め込んだみたいな
なんだか楽しんで作ってるな〜って思える映画でした。
「グランド・ブダペスト・ホテル」も色が素敵だったけど
今回のカラーの部分のほうが、もうちょっとレトロな色の組み合わせで
ワタシ的にはもう大好物♪
コロナ禍じゃなかったらあと2回くらい観に行きたいけど
それはちょっと、今は自粛しておいて
配信で観られるようになったら
気になるところで止めながらじっくり観ようと思います。
なんだか、色のことばかり書いちゃったけど
ストーリーもちょっとシュールでお茶目でバカっぽくて
じつにかわいらしい映画でした。