「ザリガニの鳴くところ」読み終わりました。
主人公の少女がひとり生きる湿地の風景は
親しく彼女を包み込むようでもあり
社会から疎外されて生きる少女の心象風景と重なるようでもあり。
湿地の風景を読んでいるだけでもう、切られるように心が痛い。
この作品に共感するのは女性が多いかと思うけれど
男性がこれを読んでどんな感想を持つのか、聞いてみたいと思いました。
ひとつ、どう解釈するか人によって違うだろうと思う点があって
いろんな人に聞いてみたいのですが
ミステリー仕立てになっているので
ここでネタバラシするわけにはいかなくて、書けない。
もし、もう読んだひとに出会ったら、話してみたいなぁ。