この前の水曜日に東京へNODA・MAPのお芝居を観に行きました。
NODA・MAPはコロナ禍に突入してから観てなかったから、すごくひさしぶり!
誰もが知っているようなお話を下敷きに
現実の出来事や世情をさまざまに取り入れながら
言葉が奔流のように流れて、観ているこちらも一緒に押し流されて
たどり着いたところで大きな問題を目の前に突きつけられて我にかえる。
やっぱり野田秀樹さんのお芝居はおもしろいです。
帰宅してパンフレットを見返したあと本棚にしまうついでに
これまでに観た野田さんの舞台のパンフレットを全部取り出してみました。
初めて観たのは夢の遊眠社の最後の公演で
いつか観たいと思っていた夢の遊眠社が終わってしまうと知って
あわてて観に行ったのでした。
当日券に並んで立ち見で観たんだった。
今のNODA・MAPも力強くて好きだけど
当時の、パキパキと硬質で乾いていて重力を感じさせない
気を抜くと粉々に割れて飛び散ってしまいそうな
あの舞台ももういちど観てみたいと
パンフレットを見返して懐かしく思い出しました。