「ベルファスト」今日観てきました。
とっても良かったです。
1969年北アイルランド紛争下のベルファストで
主人公の少年が過ごした1年足らずの日々を描いているのですが
暴力に満ちた凄惨な出来事も
主人公の少年は9歳なのでそれほど切実な危機感もないようで
淡々と、ときにユーモラスな語り口で物語は進んでゆき
それだけに余計に、胸が締め付けられるような悲しさがありました。
俳優さんも音楽もほとんど全編モノクロの画面も、みんな良かった。
それにしても、このタイミングでこんな映画を観ると
過ぎ去った物語とは思えなくて
今この瞬間のウクライナをどうしても思い浮かべてしまいますね。
ショッピングモールのシネコンのロビーは親子連れでいっぱいで
わんわんと声が響き渡ってにぎやかでした。春休みだもんね。
でも、「ベルファスト」の観客はわずか6人。(^^;;
良い映画なのにな〜。
とはいえ、パンフレットはワタシが買ったのが最後の1部だったから
観た人からの評判は良かったんだと思います。