サブラタピ

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西洋骨董のお仕事をしておられるNさんが

以前にモロッコから買ってこられたラグを

たくさんのなかから1枚譲っていただきました。

赤い無地に刺繍があちこち施してあって、とてもかわいいです。(*^_^*)

ところがこれ、素材がよくわかりませんでした。

縦糸は綿のようだけれど横糸と刺繍の糸はなんだろう?

光沢があって、とても細いけれど強そうな繊維で、シルクに似ているけれど

モロッコでシルクって使われるのかしら?なんて言いながら持ち帰って

少し調べてみましたら、これ、どうやら「サブラタピ」というものらしいです。

「サブラ」はリュウゼツランの一種からとれる繊維で作った糸のことで

「カクタスシルク」とか「モロカンシルク」とも呼ばれるそうです。

薄手だけれどしっかりしていてしなやかで

つるんとした手触りで、触るとちょっとひんやりして

これは夏のラグにぴったり。

モロッコ、いいなぁ。行ってみたいなぁ。

 

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