『悪は存在しない』

 

邦画ってあんまり観ないんですけど
良い映画だとおススメされたし

自宅のある原村や隣の富士見町で撮影されたことへの興味もあって

観に行ってみました。

たしかに良かったんだと思うけど

身近すぎて入り込めないというか映画として観られないというか

個人的にちょっと特殊な映画体験になりました。

林の木々や山の姿は毎日あたりまえに目にしているもので

舞台のひとつとして出てくるうどん屋さんも何度も食べに行ったことがあるお店で

メインストーリーになる出来事もなんだか聞いたことがあるような話で

日常から抜け出して映画館に行ったらそこも日常だった、みたいな・・・笑

それでも映画ですから非日常的なことはもちろん起きるのですが。

 

この映画を、まったく知らないどこか遠くの町の出来事として観ることができたら

果たしてどんな感じなのか想像してみようとしたけれど

あまりにも日常に近すぎてうまく想像できなかったです。

映画の内容とそれに近過ぎる現実とがごちゃ混ぜになった感想は

もちろんあり過ぎるくらいあるのですが

書き出すとめっちゃ長くなりそうなので、ここではやめておきます。

こんなに現実の日常に近い映画を観ることってまずないと思うから

貴重な体験でした。

観て良かった。