クジラアタマの王様

 

この本、おもしろかった。かる〜く読めます。

夢と現実がリンクする話で

夢の部分を文章だけでなく

セリフのない漫画というかバンド・デシネみたいな画で表現していて

それがいかにも夢のなかの音のない世界みたいでおもしろいです。

伊坂幸太郎ってこんなにファンタジーっぽい話を書く人だったっけ?

と思いながらも、楽しく読みました。

コロナ流行直前に出版された作品だそうですがパンデミックが出てきます。

世の中のそういう気配を作家さんが敏感に感じ取っていたのかしら。

 

ところでタイトルの「クジラアタマの王様」はハシビロコウのことです。

ハシビロコウのラテン語名がこういう意味なのだそうです。

作品中にももちろん、ハシビロコウが出てきます。

ハシビロコウ好きとしては、これもかなりうれしい♪

うれしいのでお気に入りのハシビロコウ動画貼っときます。

たしかにこれはクジラアタマの王様だわ。(*^_^*)