ノスタルジア食堂

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今年に入ってから本買いスイッチが入っちゃって、次々買ってしまっています。

これもそのうちの1冊で、ずっと気になっていた本。

旧ソ連・東欧共産圏の料理本です。

手のかかる、盛り付けの美しいおもてなし料理じゃなくて

家庭料理とか街の食堂とかで日常に食べていそうな料理がたくさん載っています。

料理写真の食器も昔のものを使っていて

実際に社会主義体制下で苦労されたかたたちには

もしかしたら良い思い出ではない食器のデザインかもしれないけれど

それでも素朴でとてもかわいいデザインです。

今ロシアから攻撃を受けてひどいことになっているウクライナの人々が

また、自分の家のキッチンでこんな料理を作って

みんなで楽しく食べられる日が、一日も早く来ますように。

 

ハンガリーに行ったとき、ブダペストの市場の2階の食堂で食べて

とっても美味しかったザワークラウトと豚肉の煮込み料理は

「セーケイカーポスタ」という名前だったということがこの本で判明しました。(*^^)v

美味しかったなぁ、これ。また食べにいきたいなぁ。

 

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これを書いている最中に東北で大きな地震がありました。

原村でもかなり長く揺れて、あんまり揺れている時間が長いので

ちょっと身構えて、とりあえず寝ていたオットを起こしました。

どうか大きな被害になっていませんように。