今日、映画「ノマドランド」を観ました。
各地での短期労働を繰り返しながら
キャンピングカーでアメリカの大地を放浪し続ける人々のお話です。
まるでスタインベックの小説を現代に移したような生活だけれど
そこに描かれるのはスタインベックが描いたような怒りではなく
身軽な気楽さと諦めと悲しみと
いろんなものを捨て去って自らこの生活を選択したという誇りでした。
映画全体を通して、荒涼とした風景がとても美しくて
これは家で配信で観るのじゃなくて
映画館のスクリーンで観ることができてよかったです。
ところでこの映画、全国ロードショーで公開しているのに
パンフレットが制作されていないらしいです。
いくら地味な映画だからって、それはあんまりだと思う・・・(/_;)
今日の写真は「ノマドランド」公式HPよりお借りしました。