文庫本の文字って昔に比べるとずいぶん大きくなったのですね。
昔々から何年かに一度読み直している小説を開いてみて
つい最近買った本と文字の大きさが全然違うのにあらためて驚きました。
文字数も減ったのかしら。
出版社が違うから一概に比較はできないかもしれないけど
今の1ページって昔の1ページの半分くらいしか文字が入ってない気がします。
・・・と書いてから、数えてみればいいんだ!と気がついて数えてみると
左の本は43字×19行=817字、右は40字×17行=680字。83パーセントくらい。
確かに減ってはいるけど、思ったほどには少なくなっていません。
フォントと余白の工夫で文字が大きく読みやすく見えるようになったのかな。
ちなみに左の古いほうは1976年の新潮文庫
右の新しいのは2019年のハヤカワepi文庫です。